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東日本大震災の被災地の港で、水揚げされ魚を、ネットの通販で、販売に挑戦し、そして売れた!と喜ぶ姿が、TVに流れていた。
インターネットで、モノを売るのだ。そんな話は10年も前からある。当時、誰もがネット通販に飛びついた、個人も企業も。結局、大手の一部と、抜きん出た個人だけが行きのこり、中規模なネット通販は軒並み撤退もしたし、頭打ちに悩んでいた。だめじゃん、ネット通販。そんなに簡単なものじゃない。
そして、時代が、進んだ。
常時接続のネットの環境が家庭ににも浸透した。パソコンだけじゃない。貧弱なデ...
続きを読む≫ 2012/05/03 16:22:57 メイン
生鮮、食品のネット通販を支えるもうひとつのもの、それは物流の進歩だ。
冷凍食品の大手のN社があるが、自分の冷凍食品商品だけではなく、他社の冷凍食品の流通、物流をも引き受けている。それだけの施設、投資を、冷凍食品を製造する会社を、負いたくなかったのだ。
生鮮食品などを鮮度を保ち、新鮮な状態で届けることができる力、設備、システム、それは、以前は一部の企業だけのものだった。
しかし、いまやその状況も変わった。勿論、10トン20トンという単位の物流コストに比べれば、小口の流通は高くなる。しかしそれ以上に...
続きを読む≫ 2012/05/03 16:23:13 メイン
農業の現場では、曲がったキュウリは値段がつかない。味の問題なんかじゃない。物流の都合だ。マッスグでないと箱にキレイに収まらず、運べる量が変わる。コストが高くなる。
だから、曲がったキュウリを買い取らない。
ネット通販は、何かを変えるだろうか。
曲がったキュウリを目当てに、ツケモノ屋がくる。自然なんとかショップが買い付けにくる。弁当屋がくる。安い値段で買いたたく。50円で買った曲がったキュウリが、ビニールに入り、都会で数百円で販売される。
善悪、いい悪いじゃない。それを思い付き、実行した人の商売人...
続きを読む≫ 2012/05/03 16:23:31 メイン
ネット通販がさらに進行したとして、生鮮、食品の流通業の崩壊なんて、ありえないと思う人も多いだろう。たしかに信じがたい。
しかし、20世紀に、だれが、21世紀の今のGMやフォードの苦境を想像しただろうか。
10年前、ネット通販なんて、結局使い物にならない・・と撤退した企業も多いだろう。
だが、これから・・である。ネット通販が、生産者にとっても、使える物である・・と気がつく生産者、若い世代は、どんどん増えてくる。
物流の企業の都合で、好きな値段で買い叩かれ、左右される。そんな状態から脱出しようとする...
続きを読む≫ 2012/05/03 16:23:46 メイン